呼吸療法装置を学ぶ
今日は学校で呼吸療法について学びました。
習った部分を自分の為にまとめてみやすくしてみたので間違いなどがあったらコメントで下さい!
最近コロナで話題になっている呼吸器。
臨床工学技士はどのように関わっているのか
数々の機械を使用した治療の中から最適なモード・設定方法を医師に提案する。
それだけでなく、安全管理や機械の準備なども行います。
そもそも呼吸とは
- 換気
人は1回の呼吸(吸って、吐いて)で、おおよそ400~500㏄体内の換気をしています。これを1回換気量といいます。
この1回換気量のうち、すべてガス交換が行われているわけれはなく、気道中にとどまり肺胞まで到達できなかった空気はそのまま吐き出されています。このガス交換に関与できない部位を死腔といい、死腔量は150㏄程度あります。
つまり実際に、ガス交換が行われている量は、1回換気量から死腔量を引いた量で、これを肺胞換気量と言います。
肺胞換気量=1回換気量ー死腔量
- 拡散
拡散とは、分圧の高い方から低い方へと、酸素や二酸化炭素の移動が起こる現象のことをいいます。この拡散によってガス交換が行わているのです。
拡散には、外呼吸と内呼吸があります。
肺胞に取り込まれた酸素を毛細血管中に取り込み二酸化炭素を排泄するガス交換を外呼吸といいます。
血液中に溶け込んだ酸素は、血管から組織液中に移って細胞に移動します。それとは逆に細胞から組織液中にでた二酸化炭素は血管内の血液に溶け込みます。この組織内部で行われるガス交換を内呼吸といいます。
呼吸療法記号のルール
PaO2 P(1次記号) a(2次記号) O2(3次記号)
ルール
- 1次記号は圧力・濃度・容量などの物理量
- 2次記号は1次記号の存在場所
- 3次記号はガスの種類
- 1次記号の上に・(どっと)をつけると1分間あたり
- 2次記号の上に一(ばー)をつけると動脈静脈混合平均
就職してからも使う知識ばかりなので頑張ります👍